Alice In Chains / 3rdアルバムの紹介

95年にリリースされた3rdアルバム。

Dirtツアー終了後、疲労と成功によるストレスからだろうか、レインの薬物問題が深刻化してしまう。

そのような状況のもと、解散の噂も飛び交う中で製作された。

日本では3本足の犬のジャケットや3本足の男の写真などが問題となった。

バンド側はジャケットを変更することを拒んだため、日本盤のリリースは見送られることとなった。

最終的にはバンド側が妥協し、ジャケットの変更を受け入れることで96年に日本盤がリリースされた。

覚えやすいメロディはHeaven Beside Youぐらいしかない。

その代わり奥が深いアルバムとなっているので何回も聞けば凄さが理解できるだろう。

レインのヴォーカルの元気のなさを指摘する声もあるが、このアルバムを最高傑作に挙げる人も多いと思う。

ヴォーカルにエフェクトをかけた曲が目立ち、テンポは更にスローになった。

サウンドはDirtほどドロドロしておらず乾いたような印象を受ける。

Alice In ChainsらしいがDirtとは違ったヘヴィネスがある。

歌詞は以前と同様に陰鬱。

当時は最後のOver Nowという曲の歌詞から、解散してしまうのかと不安になったファンもいた。

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