85年の3rdアルバム。
付属ポスターが大トラブルを巻き起こしてしまった。
ビアフラ自身はこのアルバムが最高傑作だと振り返っている。
アップテンポな曲もあるが綺麗にまとまっているし、総合ロック的なアプローチが印象的で、音楽スタイルとしてのハードコアからは最もかけ離れたアルバムとなった。
音楽的な充実度は間違いなくこのアルバムが一番で、ビアフラが最高傑作というのもそのためだろう。
しかし、初期の爆発的なエネルギーを好む人にとっては最高傑作とはいえないかもしれない。
Soup Is Good Food、Goons Of Hazardなどではビアフラのブラックユーモアが全開。
特にMTV-Get Off The Air(MTVは放送中)は、ロックから反逆性を奪い取ったMTVを面白おかしく皮肉った最高の曲だ。
MTVに関しては、MTVの開局とロックの死とL.A.メタルを参考にしてほしい。

MTVの開局とロックの死
80年代にUSアンダーグラウンドで活躍したDead Kennedysは1985年にリリースしたFrankenchristというアルバムにMTVを批判する曲を収録した。おまえは反逆のロックン・ロールを穏やかなるパット・ブーン(ポップ・シンガー...

L.A.メタル
そんな中で、後にオルタナ系バンドから馬鹿にされることになったLAメタルを中心としたHR/HMが大流行し始めた。Motley Crue、Van Halen、Ratt、Poison、Night Ranger、Faster Pussycat、Bo...
最後のStar And Stripes Of Corrution(星条旗は堕ちた)では、この頃のアメリカは既に他国から嫌われる存在だったのがよくわかる。

