Stone Temple Pilots Official Music Video Playlist(You Tube)
Stone Temple Pilots (ストーン・テンプル・パイロッツ)の概要
ストテンの始まりは、87年にBlack Flagのライヴでスコット・ウェイランド(Vo)とロバート・ディレオが再会し、それ以来交流を深めていったことがきっかけだった。
曲作りを始めた2人にエリック・クリッツ(Dr)が合流、後にロバートの弟であるディーン・ディレオがギタリストとして加入した。
当時はMighty Joe Youngというバンド名だったが、シカゴの同名バンドからクレームを付けられ、最終的にはStone Temple Pilotsというバンド名に落ち着いた。
LAのクラブは死んだも同然との理由で、サンディエゴのクラブで活動するようになった。
そこでのライヴが評判を呼び、92年春にはメジャー契約を獲得、92年秋にデビューアルバム”Core”をリリース、ロラパルーザにも出演している。
そのデビューアルバムが700万枚売り上げるに至ったが、その大ヒットによりグランジ・ブームに便乗したバンドとして、多くのミュージシャンやジャーナリストから非難されることになった。
詳しくはタイミングが悪かったStone Temple Pilotsを見てほしい。
しかし一発屋で終わるだろうという大方の予想に反し、バンドは生き残っていった。
94年の2nd”Purple”から個性を発揮し始めたという意見もある。
結果的に解散前にリリースしたアルバムは全てトップ10入りした。
だが2ndの頃からスコットがドラッグ所持で逮捕されたり、リハビリ施設へ入退院を繰り返すなど、彼の薬物問題がバンド活動を妨げるようになり、他の3人との関係がギクシャクし始めた。
また、個性的なフロントマンとしての注目が集まるスコットに対して、他の3人は嫉妬のようなものを感じていたらしい。
96年以降は、スコットはソロアルバムリリース、他の3人は新たなヴォーカリストとプロジェクトを開始するなど、解散という2文字を連想させる活動を開始したが、STPほどの満足もスリルも得られなかったとして再びSTPとして活動を始めた。
99年に4thアルバム”No.4″を完成させたが、リリース前にスコットが再び薬物所持で逮捕、1年の実刑判決を受け、またもやバンド活動に支障をきたす。
2001年に5thアルバムをリリースするも、2002年にツアーを終え、結局は解散してしまった。
解散後、スコットは解散前からデモを聞かせて貰ったりしていた元Guns N’ Rosesのメンバーたちと合流し、Velvet Revolverとして活動していた。
しかし、2008年にVelvet Revolverを脱退。
その直後に決定していたStone Temple Pilotsの再結成に活動を一本化したようだ。