1999年作。メジャーレーベルから契約を切られた後、バンド自身で設立したWax Tadpole RecordsとインディレーベルのBong Load Recordsとのコレボレーションという形式でリリースされた。
そのためか日本盤は存在しない。
往年のL7を連想させるハードな曲もあればFree Wayのようにヒップホップを取り入れた曲、浮遊感のあるギターが見事なFreezer Burn、カントリーを取り入れたLittle Oneなどの曲もあり、前作同様に多様性豊かなアルバムとなった。
かとって前作のように緊張感の後退や大衆に媚びているような印象も受けない。
一般的には評判の悪いアルバムのようだが、私は良いアルバムだと思う。
このアルバムもセールス的に惨敗し、バンドは活動を停止に追い込まれることとなった。