99年リリースのジョン復帰後では最初のアルバム。
ジョンが復帰するということで当時は以前のレッチリを期待する声が多かった気がするが、蓋を開けてみるとメロディアスで哀愁感が特徴の「大人のレッチリ」なアルバムとなった。
Around The World、Get On Top、Easily、Ride On Timeなどのファンキーな曲と、Parallel Universe、Scar Tissue、Otherside、Californicationなどのこのアルバムの最大の特徴である哀愁感あふれる曲の両立が素晴らしい。
収録曲の質が高く特に序盤は名曲のオンパレード。
初心者にもおススメしたいアルバムだ。
アルバムタイトル曲CalifornicationのCobain Can You Hear The Sphereという一節はカート・コバーンを思いながら書いたとのこと。