2004年作。
前作と比べて1曲で使用される楽器が少なくなりシンプルなものとなり、素朴な中にも力強さを感じさせるものとなった。
直接的な歌詞はないものの、2001年の9.11、アフガニスタン紛争、2003年のイラク戦争が大きく影響しているアルバムなのは間違いない。
メンバーはこのアルバムのことをよく思っていないようで、次作のインタビューでは失敗作であるかのような発言をしている。
2011年の解散時のインタビューではこのアルバムが不本意な出来になったため、バンド活動を続けるモチベーションになったとのこと。
可もなく不可もなくといった曲もあるが、Leaving New York、The Outsiders、High Speed Train、The Ascent Of Manなど良い曲も収録されているので、そこまで貶す必要はないと思う。