1986年リリースの4thでR.E.M.の新2章3部作の始まりとされるアルバムだ。
第2章の特徴は、歌詞が聞き取れるほど明瞭にマイケルが歌うようになったこと。
歌詞は政治的な内容が多くなった。
音楽的にはフォークロックなギターだけでなく歪んだギターを取り入れるようになり、メロディラインが明瞭になり聴きやすくなった。
言葉は悪いが、インディサウンドから脱却してビッグサウンドを志向するようになったといえる。
今作でいえば、政治的な歌詞とはいえまだまだ間接的な表現が多い。
サウンドは次の2作と比べるとインディっぽさが残っているので、メジャーな音楽性が好きになれない人にはこのアルバムをおススメしたい。
Begin The Begin、I Believe、Supermanが個人的には好きな曲だ。