R.E.M. / Greenの紹介

1988年リリースのメジャーデビューアルバム。

アメリカでは大統領選挙が行われた11月8日にリリースされた。

歌詞は相変わらず政治的なことを連想してしまうものが多い。

音楽性としてはPop Song 89、Get Up、Stand、World Leader Pretendなど、前作よりもさらにパワフルでポップな曲が目立つ。

一般的に傑作とされているのでオルタナティヴと呼ばれる音楽を聞き始めた人にはおススメしたいが、アンダーグラウンドな音楽に慣れた人が聞くと単なる大衆的なポップミュージックにしか聞こえないかもしれない。

そこが評価の分かれ目だろう。

メジャーデビューということで、従来のファンの一部からはセルアウトとの批判もあったらしい。

個人的にはR.E.M.を聞き始めたころは気に入っていたが、2015年に聞いてみるとポップ過ぎる気がする。

バブルガム・ミュージック(10代の若者たちに受ける低俗な音楽,ミーハーの音楽 研究社 新英和中辞典より)を奴ら(他のメンバー)が投げつけてきた。

思い切りポップで。 挑戦を受ける気で精いっぱい空虚な歌詞を書いた。

R.E.M. / マイケル・スタイプ REMTV-ドキュメンタリーから引用

このアルバムのアリーナクラスの大きな会場を回るツアーでバンドは疲弊。

メンバーがバラバラになりかけてしまい、次作からはツアーを行わなくなった。

このアルバムのツアーの最終公演はライヴ映像作品Tourfilm(グリーン・ワールド・ツアー)で見ることができる。

Green
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