R.E.M. / Documentの紹介

リリースは1987年。

Lifes Rich Pageantで述べた第2章の特徴をさらに推し進めたようなアルバムだ。

よりポップでメロディアス、そしてパワフルに変化した。

「最高級の労働歌」、「占領地へようこそ」などの曲の邦題に政治的な表現が目を引き、歌詞の面でも直接的な表現が増えた。

ポップなメロディで「ご存知の通りこれが世界終焉で、僕はいい気分」と歌われるThe End Of The World As We Know It (And I Feel Fine)がおススメの曲。

The One I Loveはトップ10入りした曲で甘いラブソングだと思う人が多いが、実際はアルバムに収録するかどうか迷ったほど卑劣で欺瞞に満ちた歌だということ。

ただし、バンドメンバーはリスナーが好きに解釈するべきだというスタンスだ。

アルバムはビルボードチャート最高10位まで上昇し売り上げは100枚を超えた。

バンドはI.R.S.との契約満了にともない、大手メジャーレーベルのワーナーと契約を結んだ。

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