R.E.M. / Accelerateの紹介

2008年作。

ビル・ベイリー脱退後の3作を迷走と振り返り、R.E.M.らしさを追求した結果、彼らが辿り着いたのは音楽ジャンルとしてのパンクだった。

歪んだギターが主役でメロディは単純明快でキャッチー、歌詞は世の中に対する怒りや不平不満。

全11曲34分。

齢50にして若々しいアルバムを作り上げたといってしまえば聞こえはよいが、そう思うのはR.E.M.のキャリアを追いかけてきた故か。

R.E.M.というバンドの歴史を知らない人にとっては質は高いものの、ありきたりのキャッチーなロックだと感じてもおかしくないだろう。

奥深さを追求してきた反動でこのアルバムが生まれたようで、それもありだとは思うが、R.E.M.には単純さよりも奥深さで勝負して欲しい気もする。

傑作とされているアルバムの水準には達していないものの、たまに聞きたくなるアルバムといったところ。

Greenが気に入ったなら聞いてみると良いだろう。

Accelerate
Warner Brothers
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