2011年リリースのラストアルバム。
元々はパート1の次にパート2をリリースするという構想で、2009年にパート1がリリースされる予定だったが、アダム・ヤウクが耳下腺癌だと診断されたためリリースが延期となった。
その2年後の2011年に、パート1に収録される予定だった曲のほとんどがパート2としてリリースされた。
Check Your HeadやIll Communicationのような路線といわれることが多いようだが、個人的にはロックやパンクだけに偏りすぎず、レゲエやエレクトロなど様々な音楽をバランスよくごちゃ混ぜにしたような、ヤウク亡き今となっては集大成的なアルバムだと思う。
初期のパーティー三昧だった馬鹿な自分たちのパロディのようなMake Some Noiseのビデオはインパクトがある。
Nasが参加したToo Many RappersやSantigoldが参加したDon’t Play No Game That I Can’t Winが人気の高い曲だ。
2012年にヤウクが他界したためパート3のリリースは不可能となり、当初の2枚構想は実現されずに、結果的にBeastie Boysのラストアルバムとなってしまった。