Ministry (ミニストリー)

Ministry 29曲(You Tube)

Ministry (ミニストリー)の概要

82年にシカゴで活動を開始したMinistryは、一応バンド形式のようだがアル・ジュールゲンセンのプロジェクトと見て良いだろう。

インダストリアルと呼ばれる音楽の先駆者として有名。

インダストリアルについて説明すると長くなるので省略するが、彼らの特徴としては、エレクトリックなサウンドとロックを融合させた、冷徹で暴力的なサウンドだ。

ダンサンブルな部分もあるが決して笑顔で聞ける音楽ではなく、アメリカ社会のダークな部分と共に語られることもある。

世界はどんどん恐ろしくなってきている。

まるでファシストがウッドストック20周年を記念してフェスティヴァルを開いているみたいだ…

オゾン層の破壊だの世界が吹き飛ぶだのと周りが言っている所で、どうやってポップスを演奏するんだ?

音楽は聴き手に往復ビンタを食らわすようなものでなければならない。

アル・ジュールゲンセン

86年に2ndアルバム”Twitch”でインダストリアル・ロックとしての金字塔を打ち立て、その後は元Blackoutsのポール・バーカーが加入。

以降2003年までアルとポールの双頭体制となる。

ポール加入後、88年の3rdアルバムでメタリックなギターを導入。

より凶暴で過激なサウンドを確立しCMJチャートで評判となり、インダストリアル・メタルの基礎を作った。

彼らが存在しなければ、NINの現在もないということは容易に理解できるだろう。

毒を失った80年代メタルとの差は一目瞭然であり、90年代感覚のメタルとしての評価も高い。

しかし、92年のアルバム”Psalm 69″で全てをやりつくしたとされ、その後の作品は過去の焼き直しといわれ、イマイチ評価されず、2003年にはポールが脱退、完全にアルのプロジェクトとなってしまう。

だが今現在もバンドは活動中だ。

関連リンク

Ministry (ミニストリー)のアルバム紹介

おすすめアルバム

Psalm 69 (詩篇69)がMinistryの金字塔。

スタジオアルバム(時系列順)

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