レコードプレーヤーをDP-1300MKIIに買い換えました
コンニチハ、イギー・ポップです。
「年金? 政府なんて当てにしてはいけません。」
年金に期待していない人は多いと思いますが、自らの老後のために貯蓄している人は少ないなあと思う今日この頃です。
まあカネなんて貯めてばっかりいたってしょうがいないと思うこともあるので、たまには派手に使うことにしました。
そういうわけで我が家のオーディオをグレードアップすることにしました。
まずはレコードプレーヤーから。
それにしても欧米ではアナログレコード市場が急成長しているんですが、日本のレコード市場はどうなんですかねえ?
バンドも必ずといっていいほどCDだけじゃなくレコードでもリリースしますし。
アナログレコード小国ニッポンなんでしょうか。
従来まではDenonのDP-500Mを使用していましたが、アームの高さ調節ができないなど色々と不満が出てきました。
レコードプレーヤーにも色々ありますから、買い換えるにしてもどれにしようか長い時間迷いました。
いっそのことAcoustic Solidの凄いプレーヤーでも買ったろうかと思いましたが、さすがに高いなあと。
それにDP-500M以上のプレーヤーともなると、Acoustic Solidだけじゃなくどれもベルトドライブなんですよ。
ターンテーブルを回すのにゴムのベルトを使用していると。
回転数合わせとかゴムの交換とか面倒そうなんで、ダイレクトドライブの方が自分には合っているような気がしてきました。
面倒臭がりなんで手軽さも重視したいんで、基本的にメンテナンス不要なダイレクトドライブのプレーヤーにすることにしました。
そうなると、DP-500Mの上位機種であるDenonのDP-1300MKIIしかないわけで。
中古で過去の名機を購入するっていう手段もあるんですが、これまた故障したときが労力使いそうなんでパス。
そういうわけでDP-1300MKIIを買いました。

DP-500Mと比べてすぐに気がついたのは、ハウリングに強いことです。
今まではヴォリュームのつまみが9時ぐらいでボーボーとハウリングを起こしていたんですが、DP-1300MKIIだと12時ぐらいまで大丈夫です。
後は外見、天然木を使用したキャビネットと金色のアームですかねえ。
もちろん、DP-500Mではできなかったアームの高さ調節は可能ですし、別売りのウエイトも購入したんで、重量級のカートリッジとヘッドシェルも使用できるようになりました。
ちなみに写真のホワイトレコードは以前も紹介したかもしれないDeerhunterのHalcyon Digestです。

最近はSHUREのM97xEというカートリッジにはまっています。
以前は音が素朴すぎるとダメ出しした記憶がありますが、レコードによってはかなり良い音が出ます。
基本的にヘヴィでラウドな音楽性には向いていないと思いますが、Arcade FireやBright Eyes、Sufjan StevensのIllinoisなんかはDL-103よりもM97xEで聞いた方が最高だと思います。
ただ、ちょっと低音が出過ぎと思うこともありますが。
超高級ベルトドライブ式のプレーヤーは、もう少しレコード道を極めてから購入することにしようかなあ。
今まで使用していたDP-500Mをどうしようか考え中です。
売りに行くにも車がないと難しいですし、宅配便を使うにも荷造りが大変です。
しばらくは押入れで眠ってもらうことにします。