今日はアナログレコードに関する話ですから興味のない人は続きを読む必要はありません。
まあ検索エンジンからレコードの情報を求めてくる方も少なからずいますが、私は初心者みたいなもんですから、大したことは書けません。
上級者の人には「こいつバカだ。」と思われてるかもしれませんw
まあ私と同じような境遇の方の参考になれば幸いです。
昨日、カートリッジをDL-103に変える計画を実行しました。
生産され始めてから40年ですか、凄いですね。
レコードプレーヤーはDP-500M、ヘッドシェルはMG10を使用します。
結論を言ってしまいますと、DP-500M、DL-103、MG10という組み合わせはオススメしません。
それは後ほど。
針を保護するカバーが付いていないのかと思っていましたけど、付いていました。
これで安心して作業ができます。
中にはこういう紙切れが。
一つ一つ手作りで、出力電圧をちゃんと確認しているんですかねえ。
左がMG10、右がDL-103。
写真だとわかりづらいんですが、MG10はネジ穴が開いているタイプなので、まっすぐ取り付けるのは簡単です。
ですが、針先からシェルとアームの接合部までの長さを微調節できません。
今回はそれがアダとなりました。
最も距離の取れるネジ穴で取り付けても52mmです。
DP-500Mが最適なオーバーハングを得られるのは54mmなんですよ…。
この2mmの差は大きいんじゃないかと。
だからこの組み合わせはダメだと思います。
DP-500M付属のヘッドシェルに付け替えようかと思いましたが、面倒だから取り合えずこのままやってみようということでw
重さはDP-500Mの適合範囲内の20g以内なので大丈夫です。
ウェイトは必要ありません。
上は今まで使用してきたDL-110。
外見はDL-110の方が好きです。
今後はこの2兄弟に頑張っていただきましょうw
DL-103をDP-500Mにセットしました。
実際のところカートリッジをヘッドシェルに取り付けるよりも、こちらのセッティングの方が大変です。
アームを水平にしたりね。
私のアンプはPMA1500AEで、MCカートリッジに対応しているので問題はないんですが、アンプがMC型に対応していない場合は昇圧トランスが別途必要になります。
で、取り合えず先日紹介したNirvana / NevermindのORG盤を片面だけ聞いてみました。
各楽器の音の分離度がハッキリしているような印象です。
音がダンゴ状態になってないって感じです。
クリスのベースもクリアで温かい感じがします。
Lithiumのイントロが生々しいなあと思ったり、感動しながら聞いていたんですが、レコードの内周であるA面最後のPollyまで来ると急に雑音が目立ち始めました。
やはりオーバーハングに問題がありそうな…。
それに、MC型カートリッジなだけあって出力が弱く、ヴォリュームを上げた状態で聞いてたんですが、そうなると今まで目立たなかったハウリングが気になりました。
ボーって聞こえてしまいます。
今の私の部屋は畳ですからハウリングに弱いんですよ…。
そういうわけで、新たな問題が発生してしまいました。
レコードを極めるまでの道のりは険しいですw
取り合えず週末にはヘッドシェルをMG10からDP-500M付属のものに変えてみます。
DL-103は付けられるかなあ?
ネジ穴タイプじゃないんで付けるのが難しいんだよなあ…。
それにさっき知ったんですけどオーバーハング調整というのがあるようで。
単純に54mmにすればよいわけじゃないみたいですね。
レコードの世界は奥が深いです。
コメント
Hyottokoさんこんばんは。
103はカートリッジの高さが低いので、再生時にアームが尻上がりになっていると思います。
アームは水平を基準とし、音の調整でアームの高さを調整します。
アームの高さ調整ができるようでしたら、水平になるように挑戦してみてください。
もし、不可能でしたらこの様なものが安価に提供されていますので、ご検討ください。
http://page11.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n96293757#enlargeimg
評判どおりに103を再生させるのは意外と難しいので、トライ&エラーでがんばってください。
もう少し投資可能でしたら、シェルリード線を交換すると激変しますよ。
コンニチハ。
DP-500Mはアームの高さを調整できないんですよ・・・
色々と情報ありがとうございます。
試行錯誤してやってみようと思います。