Vampire WeekendのContraを聞いてみて
今日はVampire Weekendの2ndアルバムContraの感想を書こうと思い立ったのですが、ローファイでヘタウマなインディポップについて書いた後なので、褒めづらいなあw
Contraを聞いてみて、まあやっぱりVampire Weekendがロウファイなインディポップの決定打でいいんじゃないっすかw
「1st以上にいろんな音楽が詰まっているのに、メロディはシンプルだから複雑な感じがしない。」という某雑誌のレヴュー通りじゃあないでしょうか。
メロディは超ポップだけど本当に色んな音楽を取り込んでいます。
いろんな音楽を取り込みつつも見事にポップ化するといったらBeckを思い浮かべてしまいますけど。
1stから好きな俺のような人には進化を感じられると思います。
2ndのジンクスには引っかからなかったと言ってもいいんじゃないでしょうか。
某雑誌のインタビューと合わせて聞くと、ロックネタ切れ時代に良く頑張っているかなあと。
まあちょっとポップ過ぎるよなあw
Giving Up The Gunなんかはメロディが頭から離れなくて困っています・・・
でも、後ろで鳴っている演奏を聴いているだけでも奥深く楽しめると思います。
それにしても、このアルバムは売れまくっているようですね。
Billboardで1位になったとか。
日本じゃあどうなんでしょうかねえ。
去年のUnitは行かなかったんで知りませんが、サマソニではマリンスタジアムのスタンディングはガラガラだったからなあw
お陰でストレスを感じずに楽しめたんですが。
今回はメディアの援護射撃も大きいし、日本でも売れているんでしょうね。
ひょっとしたら、もう小さい会場では見れないかもしれません。
USインディに興味を持ちはじめた初心者には是非ともContraをオススメしてあげましょう。
きっと気に入ってくれると思います。
難解なヤツを聞かせても理解されにくいでしょうし。
というわけで、インディポップはVampire Weekendが決定打、これ以上はもう出てくるなと思うわけです。
これより優れたバンドなんてもう出てこないから、違うタイプのバンドに注目しましょうよ!ってね。
まあ最近の俺はヘタウマに飽きているんで、ヘヴィロテにはなりそうにないですけどね。
90年代後半から00年代前半のバンドでもそういうのは聞いていられなくなりつつあります。
Cat Powerなんかはポップではないので良いんですが、Spoonとかはすぐに止めたくなってしまいますw
なんだか、少年ナイフがとても偉大な先駆者なんじゃないかと思い始めましたよ・・・