コンニチハ、マイケル・ムーアです。
もう10年も前の話ですが、Rage Against The MachineのPVをウォール街のニューヨーク証券取引所の前で撮影していたら逮捕されてしまいました。
そのPVはyoutubeで。
逮捕される様子もPVで使用されています。
Rage Against The Machine – Sleep Now In The Fire
このPVは1999年作です。
それから10年経ちましたが、マイケル・ムーアは再びウォール街で色々やったようですね。
ロックな人ならマイケル・ムーアの反体制的な姿勢に共感できるでしょう。
まあ映画の内容には必ずしも共感できないかもしれませんけど。
今回の「キャピタリズム マネーは踊る」は資本主義批判のようですね。
『キャピタリズム マネーは踊る CAPITALISM:A LOVE STORY』公式サイト
99%の一般市民から1%のウォール街の金持ち連中が搾取するのはおかしいという主張が見れると思います。
遠いアメリカのことと思ってしまうかもしれませんけど、日本もそうなりつつあるような気がします。
特に就職活動前の学生にはサブプライムローンから発した金融危機の影響なんて感じられないかもしれませんが、本当に深刻です。
俺の勤め先も大きなダメージを受けました。
倒産しなければ良いんですけどね・・・
映画は見ていないんで何とも言えないんですが、資本主義といえば大量消費。
今朝のニュース番組でマイケル・ムーアが秋葉原で「無駄なものが売られている。」とか言っていましたけどね。
70%オフ!!!衝動買いOK!
今年の夏にYahooかmixi内の広告でこういう宣伝文句を見た記憶があります。
この世は無駄遣いによってカネを回転させることで成り立っているのかなあと思いましたね。
衝動買いOK!なんて恐ろしい言葉だなあ。
後はやたらと目に付くのが「うわっ・・・私の年収、低すぎ・・・?」って広告。
これは教えて!gooだったかな。
こうやって価値観を押し付けられていくんだなあと。
恐ろしい世の中ですね。
話を戻しますが、人間なら誰しも「買ったは良いけどほとんど着ない服」とかそういう経験はあるでしょう。
そういう無駄遣いによって世の中は回っているような気がします。
そうだとすると、某団体の主張する「大量消費社会から脱却して地球環境に配慮した社会を」というのに納得してしまいます。
不景気で財布の紐が硬くなっても生活必需品は買います。
でもそれだけの消費じゃあ世の中成り立たない。
無駄遣いさせないとw
まあ本当に生きていくために必要なもの以外買うなとは言えません。
そんなこと言ったら音楽も買えなくなってしまいますw
でも今の社会は度が過ぎている気がします。
バーゲンセールで無駄遣い、円高還元セールで不用な物を安さに釣られて買うとかね。
無駄遣いをさせるために無駄なものを作り、無駄に資源を使い、無駄に地球環境を破壊していくシステムです。
俺も反省しなければならない部分も多くあります。
それにしてもマイケル・ムーアは大丈夫なんですかねえ。
いつか暗殺されそうで不安です。