Cursiveのライヴの感想(2009年10月26日 Shibuya O-Nest)

コンニチハ、Cursiveのティム・ケイシャーです。

芸術は難しいです。
自己否定や惨めな話を曲にしましょう。
苦痛を捏造しましょう。
そうすればCDセールスは伸びます。
ヒットを濫造し続けましょう。
観客は叫ぶでしょう。
「Cursiveはクール!」だと。(Art Is Hardの歌詞)

昨日は忙しかったのですが強引にCursiveのライヴを見に渋谷O-Nestに行ってきました。
その感想です。
忙しいので手短に。

急いでいったのに前座が2バンドもあるとは知りませんでした。
まずは前座から。
前座は長すぎ、結局Cursiveのライヴが終わったのが22:40分頃。


Qomolangma Tomato

良くもなければ悪くもない普通のバンドかなあ。
ディレイを使ったりカポを使ったりとリフに工夫が見られたんですが、はいそうですかといった感じで熱くなれなかったなあ。
最後から2番目の曲が一番良かったです。

uri gagarn

普通じゃなくて奇妙で実験的なサウンドが良かったです。
特に1曲目。
CDを買ってみようかなあ。
ただ後半は少し飽きてしまいました。
早くCursive出せ!とw

Cursive

セットリストはベスト的だったでしょうか。
個人的にはSierraとBad Sectsもやって欲しかったです。

演奏は良かったです。
やっぱりCDと違った印象を受けるライヴは最高です。
各楽器の音量のバランス、擦れ声、アレンジ違いとかね。

CDの演奏を忠実に再現するに留まっているバンドが多いけど、そういうバンドはライヴが退屈ですからねえ。
そういう点ではCursiveのライヴは最高でした。
パワフルで荒々しくて。

身振り手振りをしながら熱唱していたティムは仙人みたいだったなあw
かなりエキサイトできました。

Happy Hollowの曲などはトランペットを実際に使用していました。
残念なのはThe Ugly Organの曲。
チェロのパートはシンセサイザーに頼らざるをえなかったようです。
アレンジを変えたり工夫も見られ、それなりに良かったんですが、なんだかなあと。
これが生チェロだったら更に凄かっただろうに・・・

チェロ奏者のグレッタ・コーンは何年も前に脱退しているのでしょうがないんですけどね。
この頃の来日公演を見ておくべきでした。
俺はCursiveを知るのが遅すぎたと後悔してしまい、ライヴ中に悲しくなってしまいました。

でも最後に演奏したSome Red Handed Sleight of Handの有無も言わせぬ破壊力と衝動性は最高でした。

それにしてもUSインディ系って本当に人気がないなあ。
以前に見たThe Shinsほどスカスカではなかったですが、キャパ250人のO-Nestでこの集客だと少し心配になってしまいます。

3000円という安いチケット代を考えると赤字なのでは?と思ってしまいました。
そうなると次から来日が難しくなる・・・

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