解雇地獄と正義の味方を気取っているマスコミ批判

就職活動をしている方を除いて、親に養ってもらっている学生の方々は実感なんて湧かないでしょうが、世の中は大恐慌です。
ウチの会社もいつどうなるか分かりませんよ・・・

大企業による人員削減のニュースを見ていると、本格的に”Kill The Poor”な世の中に突入した気がします。


大企業による派遣従業員切りの報道が多いですが、本当に非情だと思います。
そういう報道をしているマスコミの連中だって弱い者いじめをしているわけで。

忘れ去られつつあるけど「発掘!あるある大事典II」の捏造なんて、根本的原因は末端の番組制作会社の悲惨な状況なんでしょう。

テレビ局が制作費を安く済まそうとするから、最終的に下請けや孫請けの番組制作会社に入るカネが少なくなるわけで。
そのくせ視聴率至上主義だから、末端の制作会社は低予算、低賃金で高視聴率番組を制作しないと生き残れないってことでしょうか。

新聞社も結構酷いことしています。

毎日新聞の5日連続「配達遅れ」 背景に輸送体制の変更

輸送費の安い業者に切り替えたようです。
でもまあ、結局「安い輸送費」は「安い賃金」ってことですからねえ。

さすがに労働組合が反発しているようです。

全労SY青年部週報

正義の味方を気取っているテレビ局や新聞社は、格差問題や低所得者を報じる資格は無いですよね。
お前らだって弱者から搾り取ってんだろ!みたいなね。

毎日新聞なんて「働けど蟹工船」なんて連載をしていた気がしますが、報道するなら自分の会社の足元を取材してみるべきだと思います。

まあ日本はソ連型社会主義国ではないし、企業の倒産を回避するのを最重視するっていう理論も理解できますけど。
会社が倒産したらもっと酷いことになりますしね。
でも、従業員を解雇する前に役員報酬を減らすか、役員の人数を減らせばいいじゃん!と単純に思ってしまいます。
解雇を回避する努力をしてなさそうっていうのがね。

それにやっぱりねぇ、解雇や失業の不安って怖いです。
俺も最近ひしひしと感じます。
しかも今は大恐慌ですから、良い仕事なんて見つかりそうもありません。

まだ仕事がある俺なんて恵まれていると思うけど、本当に嫌な世の中になってきましたねえ・・・

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