The Afghan Whigs / Congregationの紹介

このアルバム以降の3作はどれも傑作なので是非とも聞いてみてほしい。

1992年にSUB POPからリリースされた3rdアルバム。

黒人女性が白人の赤子を抱いているという衝撃的なジャケットだ。

完成当初はサブポップの資金難でリリースが危ぶまれていたが、Nirvanaの大成功によりサブポップの資金に目途が立ったようで無事にリリースされた。

前作と比べれば展開がドラマティックになり洗練された感があるものの、この後のアルバムと比べるとまだまだ粗削りで勢いまかせ。

そこがこのアルバムの魅力でもある。

このアルバムからソウルなどのアフリカン・アメリカン・ミュージックの影響が顕著に表れているといわれるが、私のようなソウルなどをよく知らない人が聞いても、どのあたりに影響が表れているのかわからないのも事実。

簡単にいえば手数の多いドラムと暑苦しいボーカルが特徴の、たまにファンキーなリフが飛び出す一風変わったハードロックだ。

全体的に良い曲が多く収録されているのでおススメしたい。

12曲目のシークレットトラックはMiles Iz Dedという曲で、ジャズの巨匠マイルス・デイヴィスの死から生まれた名曲だ。

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