NirvanaのNevermindと同じ1991年にリリースされた、後にポストロックと呼ばれるバンドたちの道標となったロックの歴史を変えたアルバム。
勘違いされやすいが、このアルバムはスティーブ・アルビニの下でレコーディングされてはいない。
静と動を巧みに使い分け、ボソボソと呟くようなヴォーカルスタイルを採用し、単純なリフを繰り返すことで緊張感を高めると同時に不気味な雰囲気を増幅させた結果、猟奇的で恐怖すら感じるサウンドとなった。
最後のGood Morning, Captainは最高の曲だと思う。
前述したようにリリース前にバンドは解散しており、そのためプロモーション活動がロクにできず、長らく知る人ぞ知る名盤として埋もれることになってしまった。