1990年にAmphetamine Reptileというミネアポリスのインディ・レーベルからリリースされた。
ヘヴィ・メタルよりもハードコアやアンダーグラウンドなノイズ・バンドからの影響を強く感じさせる音楽性で、ハードで粗削りなところが本作の魅力だ。Murdurは初期のSonic Youthを彷彿とさせる混沌とした強烈な曲。
この頃からHelmetらしいギターリフは健在で、DistractedやMake Roomでは変拍子もすでに取り入れており、デビュー作にして個性はすでに確立されている。
リリース後にインディ界隈で話題になったというのも頷ける質の高いアルバムだ。