Ani DiFranco (アーニー・ディフランコ)

Ani DiFranco 15曲(You Tube)

Ani DiFranco (アーニー・ディフランコ)の概要

90年代に登場したDIY精神溢れるニューヨーク出身の女性ミュージシャン。

彼女の音楽性のベースはフォークだが、指にテープで固定した爪で激しく演奏する情熱的なものだ。

元々は演奏をロクに聞いていないオーディエンスの注目を集めるために編み出されたようだが、その激しさからカミソリ・ギターと呼ばれることもある。

歌詞の題材は恋愛だけでなく、戦争、貧困、ドラッグ問題などから男性優位社会への批判、同性愛、ロックスター批判など社会的なものが多い。

私たちの世代は男に死ぬまで尽くすなんてことは無いわ

Not A Pretty Girlの歌詞

自分の気持ちを自由に歌う彼女はフォーク・パンクと呼ばれたりもした。

デビューは90年だが、作品は全て彼女自身のレーベルであるRigheous Babe(ライチャス・ベイブ)からリリースされている。

自分のレーベルから自分が好きなように作ったアルバムをリリースするという、ビジネスとは無縁なDIY精神溢れるスタンスはインパクトがあった。

デビュー以降、CMJチャートなどで徐々に注目されるようになり、96年のDilateがインディとしては破格の50万枚売り上げると、ビジネス的な成功者として経済関連のメディアに取り上げられたようだ。

初期の頃には”怒れるフェミニスト”、”レズビアン”といったレッテルを貼られたようだが、男性との恋愛を赤裸々に歌ったりと多面的な部分を表現するようになっていった。

音楽性もフォーク弾き語り一辺倒から、バンド編成やヒップホップの要素を取り入れるなど自由気儘に音楽性を広げていった。

そして現在もDIY精神溢れる活動をしている。

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Ani DiFranco (アーニー・ディフランコ)のアルバム紹介

スタジオアルバム

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