Jane’s Addiction / Nothing’s Shockingの紹介

88年にリリースされた1stアルバムにしてメジャーデビューアルバム。

結合双生児のマネキンのジャケットが問題視された。

音楽性の基盤にはハードロック・メタルだが、当時主流だったメタルと一線を画していたのは、ファンクやサイケデリックなどにも影響を受けた音楽性と、ペリー・ファレルの知性を感じさせる甲高いヴォーカルの存在だろう。

へヴィで壮大なOcean Size、父親の暴力がテーマでサウンドもへヴィなHad a Dad、「セックスは暴力」と連呼するTed, Just Admit It、穏やかなSummertime Rolls、重苦しいサウンドとペリーの甲高い声がマッチしたMountain Song、レッチリのフリーがトランペットで参加したIdiot Rules、アコースティックなJane Saysなど良い曲がたくさん詰まっている。

ただし、Jane’s Addictionの作品全般にいえることだが、爆音で暴れられればいいという体育会系へヴィネスを期待するなら手を出さない方がよい。

アイデアの多彩さでは一般的に最高傑作とされている次作に及ばないものの、このアルバムも傑作だ。

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