解散直後の87年9月にリリースされたアルバム。
Wikipediaによるとアルビニ自身はこのアルバムのA面(アナログレコードだと6曲目のColombian Necktieまで)がBig Blackのベストだと語ったことがあるとのこと。
空間系エフェクトによる不気味さは後退したが、刃物のように鋭利で冷徹なツインギターが前面に押し出されていて、それが織り成す攻撃性が迫力満点で素晴らしい。
A面は捨て曲なし。
特にBad Pennyは屈指の名曲だと思う。
後半は確かに質は落ちるのは否めないが、それでも80年代USアンダーグラウンドの金字塔には変わりない。