2014年作。
新たな試みや実験的なサウンドというような印象は受けず、名盤とされている1stと3rdを彷彿とさせる王道シェラック・サウンドを復活させたかのようなアルバムとなった。
アルバムの質も1stと3rdに匹敵するので、特にTerraformやExcellent Italian Greyhoundが好きになれなかった方に聴いていただきたいアルバムだ。
ベースとギターのからみ合いがすばらしいDude Incredible、スリリングなYou Came In Me、3人のぶつかり合いが印象的なThe People’s Microphone、ストレートなSurveyorがおススメの曲だ。
2014年の時点では所属レーベルのTouch and Goは、経営規模を縮小して新作のリリースは一切行わず、旧作の販売に専念することになっていたが、このアルバムはタッチ・アンド・ゴーから新作としてリリースされた。
正確な経緯はわからないが、Touch and Goの経営姿勢に心底惚れていたアルビニの強い要望と、タッチ・アンド・ゴーのオーナーであるコーリー・ラスクとアルビニの間の固い友情によるものではないだろうか?
ただ予算がなかったためかレコードのパッケージは、綿密に考え抜かれて制作された過去作からは考えられないほどシンプルなものとなった。見開きジャケットですらないのは残念だが事情を考慮すればTouch and Goからリリースされただけでも感動的だ。
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