2009年作。
しがらみだらけのメジャーレーベルを離れインディレーベルであるMatadorからリリースされた。
元Pavementのマーク・イボルドがベースとして加入した。
Sonic Youthらしい奥の深さとポップミュージックが見事に融合した傑作なので、2000年代のSonic Youthはロックンロール化が進行し過ぎて個性が消えてしまったと感じていた人には是非とも聞いてもらいたい。
サウンドはハードロックっぽいがDirtyとは全く違う。
サーストンがいうように、Sonic Youthの集大成的なアルバムといって良いほど様々な要素が詰まっている。
今までありそうでなかったアルバムでSonic Youthが未だに進化し続けていることを実感させる素晴らしい傑作だったが、結果的にラストアルバムとなってしまった。
日本盤にはボーナストラックとしてBeckのPay No Mindのカバーが収録されている。