2000年リリースで、ニューヨークをテーマにした3部作の1作目。
ジム・オルークが主にミックスで参加している。
今作より前のアルバムに見られた儚さや美しさを表現していた路線からは一転し、緊張感溢れる作風となった。
かといってインディ時代とは一味違う。
「大人の路線で緊迫感」といったところか。
特にリー・ラナルドが語るように歌うアルバムタイトル曲NYC Ghosts & Flowersの張り裂けそうな雰囲気が素晴らしい。
しかしながら、pitchforkで0点のスコアを付けられたことで話題となってしまった。
奥が深いアルバムと評価するか、過剰な自己満足と批判するか。