Smashing Pumpkinsの解散後にビリー・コーガンが中心となって新たに結成したバンドがZwanで、ドラマーはスマパンと同様にジミー・チェンバレンだった。
2003年にアルバムをリリースしたが、悲しみや苦しみを表現していたスマパン時代とは違い、ポジティブで楽しいポップなロックとなった。
しかし奥が浅くアーティスティックな何かを感じることはできない。
ビリーは2005年に「スマパンの音にならないように努力したが、それはすごくエネルギーを消耗するし、その割に退屈だった。」と振り返っている。(ロッキングオン2005年7月号)
結局、Zwanはこのアルバムをリリースした約8か月後に解散を表明。
ビリーは、ジミー以外のメンバーのバンドに対する忠誠心や熱意に疑問を抱いていたとの噂があった。
僕らは彼ら(ジミー以外のメンバー)のことを信頼出来る人間たちだと思ったから一緒にバンドをやることにしたわけだけど、時間の経過と共に、色んな意味でとても信用に足る連中じゃないって感じるようになった。
要するにみんなウソつきのペテン師野郎だったのさ。
ビリー・コーガン クロスビート2005年8月号