2000年にリリースされた解散前のラストアルバム。
解散するにあたりもう一枚アルバムを制作しようということになり、オリジナルドラマーのジミー・チェンバレンを呼び戻すことになった。
当時の宣伝文句は「ヘヴィなスマパンが帰ってきた」とかそんな感じだった記憶があるが、Adore以前のスマパンに回帰したわけではなく、バンドの音楽的な前進を感じさせるものとなった。
ハードロック色が強いものの、確実にAdoreを通過した後の音であり、それにジミー・チェンバレンによる手数が多く他の楽器を強烈に牽引することができるドラミングを見事に融合させている。
全体的にポップでキャッチーなメロディが多くて聴きやすく、ギターに空間系のエフェクトをかけているのでヘヴィな曲でも幻想的で繊細な印象を受ける。
世間でいわれているほど悪くなく、有終の美を飾るにふさわしいアルバムだと思うが、商業面ではニューメタル勢には太刀打ちできずアメリカでは50万枚ほどしか売れなかった。
ダーシーの脱退理由はドラッグ問題であったことは長い間明らかにされなかったが、この時期のインタビューでビリーはGlass And The Ghost Childrenの歌詞に暗示されていると語ったことがある。(クロスビート2000年3月号)。
ビリーは2枚組のアルバムとしてリリースしたかったのだが、Adoreが売れなかったことでレコード会社がそれを認めず、収録できなかった楽曲はインターネット上で配布することとなった。詳細はMachina IIを見ていただきたい。
2025年にリリース25周年記念としてリマスター盤などがリリースされたがMachinaとMachina IIの2枚組CDはリリースされていない。


