84年12月にリリースされた4thアルバム。
路線はMy Warを世襲したものだが、よりハード・ロック、メタルの要素が前面に出てきた感がある。
グレッグのうねるようなリフと叫ぶようなソロが印象的。
色っぽい女性の声との絡みが絶妙なSlip In It(コーラスは後にL7で活動することとなるスージー・ガードナー)、パンクとメタルの融合の典型であるBlack Coffee、グレッグのギターの魅力が堪能できるObliteration、複雑な展開を見せる悪夢のようなYou’re Not Evilとった曲が聞きどころ。
DamagedやMy Warほどの評価を得られていないようだが、このアルバムも傑作なので是非とも聞いてもらいたい。
この頃のメンバーだった女性ベーシストのキラ・ローセラーは、女性を馬鹿にしたようなジャケットに不満を持っていたとのこと。