85年10月リリースの5thアルバムで、結果としてスタジオアルバムとしては最後のアルバムとなった。
Loose Nutのような路線だが、Loose Nut以上に棘が無くなり丸くなったサウンドが生ぬるいし、曲の質も落ちる。はっきりいって駄作だ。
ロリンズ加入以降、初期のBlack Flagとはかけ離れたサウンドに変貌していったが、保守的なハードコアファンからの批判もあり、その非難の矛先は主にロリンズに向けられていたようだ。
この頃になるとバンドのまとまりに欠け、ロリンズ自身も多くの人々が追いかけてこようとしないアルバムを製作することに不満を持っていたとのこと。
新たなサウンドを模索することは素晴らしいことだと思うが、Loose Nut以上に機能不全で失敗作だと思う。