三島由紀夫 “獣の戯れ”の感想

年々、本を熟読できなくなっている@自称読書家です。
読書だけでなく全ての行動に対して集中力が欠如している。
こんな状態だから車を運転していて事故を起さないか不安です(苦笑)。

三島由紀夫の小説は文章が難しくて、3割も理解できていない気がする。
それとも俺の感性に問題があるのかな?

“獣の戯れ”は三角関係の話

妻が嫉妬する姿を見たいから浮気する夫と、浮気をしながらも夫を問い詰めることをしない妻。
この2人の関係に、妻に魅かれた男が関わっていく。
色々あって最後は死人が出る。

人間の内面の描写が細かくて退廃的だ。
悲劇へと進まざるを得ない関係を描いた面白い小説。
読んだ後はやるせなさのような感情が起こるけど。

コメント

  1. shoe より:

    ご無沙汰しております。
    奇遇なことに僕も最近三島を読みました。
    といっても、読んだのは映画化もされた「豊饒の海/春の雪」でしたが。

    僕も三島の扱うテーマには興味を抱くのですが、如何せん文体が硬いせいか、理解には至っていません。

    ですが、漠然とした印象として言えば、やはり僕も「退廃的」という表現を三島の作品に対して使いたくなってしまいます。
    「春の雪」もそういう作品だと思います。個人的な感想ですが、読み終えたときには、破滅的でありながらも、そこに不思議な美しさを感じてしまうという、なかなか興味深い作品です。
    ですので、興味がおありでしたら是非。
    では、失礼しました。これからも更新を楽しみにしております。

  2. 管理人 より:

    お久しぶりです。

    三島は文章が難しくてチンプンカンプンな部分が多いです。
    特に代表作なんかさっぱり分からないことが多いです。
    永すぎた春とか潮騒、音楽とかはポップで読みやすいんですけどね。

    春の雪はまだ未読です。古本屋で見つけたらぜひ買ってみましょう。

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