本の感想

本の感想

谷崎潤一郎 痴人の愛

先週、谷崎潤一郎の痴人の愛という小説を読みました。最近、谷崎潤一郎の描く狂った男女間とか女性の心理とかが面白い。前にも何冊か読んだ記憶があるけど、また読んでみます。前回の生命学と内容が重なりますが、痴人の愛は簡単にいうと美しい女性に操られる...
本の感想

夏目漱石”行人”の感想

この本はもう何年も前に読んだけど、最近読み直してみた。無料で読みたい人は青空文庫へどうぞ。「死ぬか、気が違うか、それでなければ宗教に入るか」文庫本の裏表紙にこんなことが書いてあるんだけど、俺にとっては嫌な言葉だ(苦笑)。話は当時の結婚観批判...
本の感想

太宰治 “トカトントン”の感想

トカトントンは太宰の小説の中でも、最も面白い作品の一つだ。どんなに興味があることでも、ある日突然どうでもよくなる。「こんなことしていったい何になるんだろう?」とか「こんなことしたって無意味だ。」といった虚無しか感じられなくなることがある。何...
本の感想

三島由紀夫 “獣の戯れ”の感想

年々、本を熟読できなくなっている@自称読書家です。読書だけでなく全ての行動に対して集中力が欠如している。こんな状態だから車を運転していて事故を起さないか不安です(苦笑)。三島由紀夫の小説は文章が難しくて、3割も理解できていない気がする。それ...
本の感想

柳美里”命(4部作)”の感想

1週間ぐらい前にこの本を読み終えました。「末期癌で消え逝く命と、生まれてきたばかりの我が子」といった状況での話です。末期癌との戦い、大切な人に生き延びて欲しいという思い、母親としての愛情、子育ての自身の無さ、生きていく上での心の弱さ、男の卑...
本の感想

遠藤周作 -結婚- の感想 & 結婚というシステムの未来

遠藤周作のコーナーは意外にアクセス数が多い。特に"私が棄てた女"はね。これは映画化されているらしい。ということで今日は"結婚"の感想。この本は、結婚後どうやって関係を維持していくかだとか、結婚後の危さとかすれ違いだとか。多少、男女関係の価値...
本の感想

夏目漱石 -三四郎-

今日は漱石大先生の作品紹介。偉い評論家のように深くは読み取れなかったけどさ・・・この本は、田舎から上京してきた三四郎が、美禰子に恋をしながら、東京ではじめて知った"新しい世界"のなかで遭遇する好奇心や驚き、戸惑いなどが描かれている。三四郎は...
本の感想

遠藤周作 -さらば、夏の光よ-

遠藤周作の感想第2回目です。この作品を読んで思うのは、生理的に嫌いというのは決定的だということ。生理的に嫌いな異性にどんなに優しくされても、受け入れることはできない。背が低くて鈍い野呂がどんなに頑張っても京子の心を摑めなかったように。恋愛に...
本の感想

遠藤周作:私が・棄てた・女

今日も暑いなー@自称読書家です。遠藤周作は好きな作家の一人。学生の頃教科書に凡太という子供の話が載っていて面白い作家だなあと思ったのがきっかけ。遠藤周作は確かもう亡くなってしまったと思うが。今日は秀作の感想第一弾「私が・棄てた・女」あの日に...
本の感想

われらの時代 -大江健三郎-

大江健三郎の本を読みました。この人ノーベル賞を受賞しているんだよねぇ。この小説は退廃的だ。年増の淫乱な売春婦と一緒に暮らす生活を嫌悪しながら逃れられず、生きながら死んでいる主人公。アンラッキー・ヤングメンというトリオで音楽活動をしているその...
タイトルとURLをコピーしました