
今日はSoundgardenもちょっとだけ関係する話です。
先日、ロックソロジー/オルタネイティヴというDVDを見ました。
Soundgardenも出てくるっていうからライヴ映像を期待していたんだけど、全くの期待はずれ。
Jesus Christ PoseのPVをメインに、Badmotorfinger時のメンバーがインタビューに答えるという映像が10分間。
はっきり言って詰まらん。
インタビューには笑えるところもありましたけど。ベンは友達いなさそうだからメンバーに入れたんだって(笑)。
その他のバンドもPVとインタビューという大体同じタイプの映像。
Nirvanaの秘蔵インタビューもたいしたことなく、”ロックの真髄に迫る究極のアーカイブ”とは口が裂けても言えない。
これってドキュメンタリーなの?って思うほどだし。
ただ、1つだけ感動したのは、Mother Love Boneのライヴ映像が収められていること!
動くアンドリューを見るのは不可能だと思っていたのでこれは貴重だ。
でも、見ない方が良かったかも。マルファンクシャンのジャケ写真からある程度予想できたんだけど、アンドリューって典型的な80年代ロック・スターなのでは?
パフォーマンスは見ていてちょっと厳しかったなぁ。
演奏は良かったけど。
というわけで、このDVDはMother Love Bone以外価値はありません。間違っても他バンド目当てに買わないように。
“Nirvana 歌詞”とか”Nirvana タブ譜”と検索してくる人が多過ぎるので、細かく説明します。
海外バンドの場合、海外のサイトから歌詞を探した方が手っ取り早い。
歌詞は英語でLyric、タブ譜はTab。
だから、Googleで“Radiohead Lyric”とか”Marilyn Manson Tab”で検索すればいい。

ここで注意しなければならないのは、”ウェブ全体から検索”にチェックを入れるということ。
“日本語のページを検索”にチェックが入っていると日本語のサイトしか検索結果に表示されない。
以上、簡単でしょう?
日本のバンドのタブ譜がネットに落ちていると考えない方がいいでしょう。
まず無いです。
今日はNINではありません。
普段映画はまず見ることがない。
興味がないわけではないし、実際映画に誘われて面白いと思った作品もある。
でも、映画の世界もエンターテインメント色の強いものばっかりだろうし、奥が深い作品を探す労力と金があるなら音楽に走ってしまう。
でも、Singlesはグランジ・サイトに載せようと思っていたので、だったら見ないとマズいだろうということで見てみました。
この映画は1992年9月に封切されたようで、舞台はシアトル。
エディー・ヴェーダーやクリス・コーネルが脇役で出演していることもあってロック・ファンには注目を浴びたらしい。
製作された時期は、Nirvanaブレイク以前か以後かはわからない。
レイン亡きいま、Alice In Chainsの演奏シーンには感激。
肝心のストーリーはというと、Singles=独身者が住むアパートの住人達の恋の話で、回り道をしながらも最後はハッピーエンドで終わる。
簡単に言えばそれだけ。
でも、終始退屈というわけでもない。
仕事のことを考えている女性のシーンを見ると、漱石の「女性が社会進出しはじめると婚姻という制度は破綻する」という予言を思い出したりして考えさせられたりした。
遊びで付き合うということや、好きな男に胸が小さいといわれ豊凶手術を受けに行く女。
男女数人の場で、女が愛のないセックスの話をし始めた途端に部屋から出て行く男。
このように考えさせられるシーンもあり退屈ではないのだが、新しい発見というものはなかったなぁ。もうすでに悟っていることばっかりだ。
気を引くための男女間の駆引きを見ていると、恋愛って楽しそうに見えてくる。
だが、所詮映画の中での話。
今の俺は、自由気ままなSingleの方がいいかな。
でもなあ、男女間の出来事が煩わしいと思う反面、心の支えや理解者が欲しいと思うのも事実。
結局どっちもどっちなんだろうねぇ。
Audioslaveの新作に続いて今日はSoundgardenについて。
前回みたいに毒々しくないので御気楽に読んでください。
サウンドガーデンの日本盤アルバムはA-Sideを除いて既に廃盤らしい。
先日、CROSSBEATディスクガイド2005を買いました。
こういう本は持っていて何かと便利なので2000年版に続き今回も買いました。
2000年版にはSoundgardenのメジャー・アルバムは、レコード会社が”ポリドール”となっていたんだけど、2005年版のディスクガイドでは”米A&M”と表記されている。
つまり・・・日本盤は廃盤・・・
新品で買うなら今出回っているのが売り切れたらもう手に入らないが、中古でもいいならamazonを見る限り、今のところは容易に入手できるはず。
参考までにリンク
Screaming Life / Fopp
Ultramega OK
Louder Than Love
Badmoterfinger
Superunknown
Down On The Up Side
ちなみにChris Cornellのソロはまだ廃盤ではないようだが、Temple Of The Dog
も日本盤は廃盤らしい。
好きなバンドだけに廃盤になるのは悲しいねぇ。
それだけ、日本で売れなかったってことでしょうか?
話は変わってこのクロスビート・ディスク・ガイド2005
、見ていて面白い。
ディスコグラフィなんてインターネットで見れるじゃん!と突っ込まれそうだが、紙媒体で手軽に見れるのがいい。
また、知らないバンドのディスコグラフィを見る機会はこの本がなければ滅多にないだろう。
2000と比べて2005は新たに掲載されたバンドが増えたなぁ。5年も経てば当たり前か。
逆に、2005では掲載されなくなったバンドもいる。
Soundgardenはもう載っていないだろうと思っていたんだけど生き残っていた。
シアトル勢で言えば、Mudhoneyが姿を消した。
あとは、Ministry、Black Flag、Sebadoh、Ani Difranco、Liz Phairなどのオルタナ勢。
時の流れは無常ってやつですか(苦笑)。
コンニチハ、挨拶もなしにいきなりやって来て、簡単な事柄なのに他力本願はねえだろ!@尚且つお礼も言わないバカです。
今日はサウンドガーデンのファンサイト管理人として愚痴ります。
とっくの昔に解散しているとはいえ、ここまで日本で人気がないのはどうしてだろうか?
大好き人間としては理解不可能な批判だ。まあ、音楽の好みは千差万別と言ってしまえばそれまでなんだけど。
まずは、どう聞いてもメタルにしか聞こえないという批判。
俺はメタルをロクに聞いたことが無い人の戯言としか思えない。
若い頃はメタル野郎だった俺に言わせれば、Soundgardenは明らかに既存のHeavy Metalと違った。
Badmotorfingerだけはエモーショナルな魅力を感じられない人にメタルと解釈されるのはしょうがない気がするけど他の作品をHR/HMと受け止めるのは、耳がおかしいとしか言いようが無い。何処がメタルなんだか。
あとは、Superunknownはその頃(1994年3月リリース)流行っていた典型的なグランジ・サウンドという批評。
いやいや、その頃流行っていたというグランジは何なんでしょうか?
Nevermind?それともPearl Jam?はたまたAlice In Chains?ひょっとしてMudhoneyのこと?
これらと同じに聞こえるならば、こちらも耳がおかしいとしか言いようが無い。
まあ、毒を吐くのはこの辺で。