コンニチハ、「かすんでみえるもの」というバンドのシンガーです。
「ネヴァーマインド」には好きな曲が幾つかあったけど、それは単にしょっちゅう耳にしてたからさ。
あの意味のないへヴィさがどうしても好きになれないんだよ。
それにあの自己嫌悪ってやつもすごく馬鹿げてるし、退屈だし、何も語っちゃいないしね。
残念ながら僕としては、どう考えていてもペット・ショップ・ボーイズを聞いてる方がずっとました。(ロッキングオン1994年3月号から引用)
ロッキングオンの渋松対談はついに終わってしまったのでしょうか?
たまには毒でも吐こうということでバンド名はぼかしていきます。
まあバンド名を和訳するとまさに「かすんでみえるもの」なんですけどね。
最近、この「かすんでみえるもの」の「歌2」がテレビから流れてくるたびに非常に不愉快な思いにさせられるもので。
この曲です。
この曲についてはもう8年も前に「かすんでみえるもの」の「歌2」はパクリ?それとも影響を受けた?というのを書いたことがありますが、8年経った今も私の考えはほとんど変わっていません。
まあちょっと付け加えるとすれば、このバンドのシンガーは冒頭のようにNirvanaを酷評していたクセに何で真似事みたいなことしたんですかねえ。
ギタリスト主導だったとしても嫌とは言えなかったんでしょうか?
この曲こそ「意味のないへヴィさ」だと思いますけどね。
パクリと影響を受けたについてはキリがないんで議論はしません。
まあ今の世代の方は私と同じようには感じないかもしれませんね。
私より上の世代、リアルタイムでBlack Sabbathに精通していた人がSoundgardenあたりを聞いたらサバスの真似事だと思ってしまうかもしれませんしね。。
曲の良し悪しだけでなく、こういう周辺事情も曲の好き嫌いに関係してしまいますからねえ。
バンドの立ち位置だとか発言だとか。
この曲の場合、このバンドで最も人気がある曲だという事実も大嫌いな理由の一つです。
「かすんでみえるもの」のLast.fmを見ると圧倒的に1位です。
逆にモロNirvanaだなって曲でも好きなのはあります。
Coccoの裸体という曲です。
スライドギターを取り入れているとはいえ、思いっきりNirvanaですけど好きな曲です。
本当に後ろから突き落とされそうで怖いですね。
とある曲を好きになるのは様々な矛盾した要素が影響することもあるってことです。
この曲について検索していたらこんな記事が。
時代は変わりますねえ。
お前は「歌2」自体がパクリだろ!って思っているのかですって?
私は大嫌いとだけ言っておきます。