Rage Against The Machine “Live At The Grand Olympic Auditorium”と民主党党大会

今日は遂にレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのライヴです。
見れずに解散してしまったバンドが予想外の再結成、しかもレイジの生命線である「怒りのテンション」は昔のままだという評判。
これを期待せずにいられますか!

明日はFreedomのラストの絶叫で、人生で初めてライヴで泣きそうだなあw

今日は久しぶりにLive At The Grand Olympic AuditoriumのDVDを見ました。
ライヴ盤のCD、映像DVD共にリリースされていますが、CDの限定盤にはDVDがそのまんま付属しているという、超お得で素晴らしいコストパフォーマンスでした。
CDライヴアルバムは俺の中でRage Against The Machineの最高傑作だ。
セットリストもベストな内容。

参考までにアフィリエイトリンク。
でもこれを書いている現在、amazonでは中古でも品切れ中、CDとDVDを単体で買うしかありません。

ライブ・アット・グランド・オリンピック・オーディトリアム(期間生産限定盤)(DVD付)
ライブ・アット・グランド・オリンピック・オーディトリアム(通常日本盤)
Live at the Grand Olympic Auditorium(輸入盤)
ライヴ・アット・グランド・オリンピック・オーディトリウム(DVD日本盤)
Live at the Grand Olympic Auditorium (輸入盤。安いけどリージョン1)

曲だけでなくMCの和訳が付いた日本盤がオススメです。
そのLive At The Grand Olympic AuditoriumのDVDですが、本編も凄いんだけどボーナスとして収録されている民主党党大会の会場近くで敢行したライヴの模様が凄まじい。

以下、いつものように長文、ネタバレ大有り。


詳しくはBarksでどうぞ。

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、民主党大会を襲撃か?
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、民主党全国大会会場近くでライヴ決行
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、民主党大会でのライヴ直後に暴動騒ぎ
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン・ファン、暴動体験を語る

党大会会場の真横でライヴをするって凄いよなあ。
凄い数の警官隊が取り囲む中でだ。

明らかにそこで別のショーが行われていて(と民主党党大会会場を指す)、すべてソールドアウトだ(「売り切れ」と「魂を売り渡す」をかけている。)。
民主主義はハイジャックされた。
この国における選挙の自由は終わった。
企業が牛耳っているんだ!
民主党や共和党なんかに俺たちのストリートを支配されてたまるか!

こういうザックの演説でスタートするのですが、Barksに書いてある通り、最終的にはKilling In The Nameの歌詞のように「バッジを付けた選ばれし白人クソ警官」による権力の殺戮(Killing In The Name)が始まってしまったわけです。
その映像が凄まじくてね・・・

因みに、Killing In The Nameの対訳は1stアルバムには付いておらず、Live At The Grand Olympic Auditoriumには付いています。
最近リリースされた1stの紙ジャケと単体DVDには和訳が付いているか分かりません。

あんなに沢山の警察官を見たのは初めてだった。
俺たちが抵抗する権利を行使した後、ヤツらは何をしたと思う?
群集に向かって発砲したんだ。
どこかのクソテレビ局が「この騒動はコンサートに来ていた人によって引き起こされた」って報道されていた。
事実は警官が一般大衆に発砲してきたんだ。
頭は大丈夫か?

俺たちにはゴム弾も無ければライフルだって無い。
あるのは拳と声とマイク、楽器だけだ。
なんという嘘なんだ!

本編には、こういうザックのMCがあるわけですが。

前回、世界を変えるという話題で少しネガティヴなことを書いたけど、やっぱり本国と日本じゃ受け止め方が全く違うというか。
レイジの闘争とオーディエンスの共感は凄すぎる。
世界を変えたと言っても良いんじゃないかな。

もし前回の大統領選の時にRageが健在だったら、ブッシュではなくケリーが大統領になっていたかもしれませんね。

俺だって本国の人々ほどじゃないけどさ、今日は多少なりとも”世の中クソだ”と怒りを抱いている方々に集まって貰いたいもんです。
怒りなどどうでもいいと思っている暴れたいだけの体育会系はLimp Bizkitでも聞いていてください(苦笑)。

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