俺はNINとTOOLは大好きなんですけど、マリリン・マンソンは嫌いという珍しがられる人間です。
トレント・レズナーと組んだAntichrist Superstarは良いと思うけど、Mechanical Animalsは聞けたもんじゃない。
スリルも感じないし、音楽的なアイデアが乏し過ぎると思った。
奥が浅くてすぐに飽きるポップソングって感じ。
Holy Woodも聞いたけど、面白くなかった。
ロックスター願望が爆発したマリマンはトレントに「ヤツの原動力はカネと名声欲」と酷評されることになったわけです。
でも、マリマンのアンチ・キリスト思想は危険な香を感じました。
ステージで星条旗を燃やすのはまだしも、十字架燃やしてるんですから!
「あんたのお陰で娘がキリスト教を信じなくなったわ!どうしてくれんのよ!」
こう言われて詰め寄られるマリマンの映像を見たことがありますが、そりゃあ親も心配するよなあ。
真面目な仏教徒が皆無な日本でも、「仏なんか存在しねえ!」とライヴで仏像を燃やしたらヤバいでしょ。
Sex pistolsの映画”No Future”で、「私の娘が(ピストルズのライヴ会場に)いたら引きずり出すわ!」と怒っていた母親を思い出します。
でも、ロックは良識者が嫌う反体制なもの。
奇妙なファッションや風貌はどうでもいいんですが、反社会的なマリマンの行動は好きなんですけどねぇ。
2001年ぐらいだったかな、サマソニで見たけどパフォーマンスはインパクトあったなあ。
巨人になったり銃で十字架を作ったり。
今思うと大袈裟過ぎる気もしますが。
肝心の音楽は好きになれないんですけど(苦笑)。
コメント
極端過ぎて冗談にしか見えないのが、私にとってまさにマリリン・マンソンです。あれってプロレス的なエンターテイメントだと思ってたんですが、彼は本気なんでしょうか?
いずれにせよ、面白いんですが、私も音楽はさっぱり好きになれません(笑)。NINとToolは好きだけど、マリリンマンソンは駄目ってのはよくわかります。
でもデヴィッド・リンチの『ロストハイウェイ』のサントラの曲だけは好きで昔、よく聴いてました。映画との相乗効果というか、トレント・レズナー効果なんですが(笑)。
彼は本気でやってるんじゃないでしょうかw
ただ、大袈裟すぎてギャグになってますよね。
個人的には、生で見たことないけど十字架燃やし以外はギャグとしか思えません。
竹馬なんて気味が悪くて爆笑モンですよ(笑)
もっと地味にやれば説得力があったかもしれませんね。
いきなり、お邪魔します。。。
確かに、独特なバンドですよね。
マリリンは半分本気で、半分冗談っぽいと私は思います・・・。
派手なのが有名で話題を集めるものですし、マンソン自身、派手なものが好きなのだと思う・・・(俺も派手なもの好き)
俺はマンソンの歌も好きです。
(確かに「アンチクライストスーパースター」は個人的に一番です。)
アンチクライストスーパースターは良いとは思うんですが、それ以降はトレントの言葉を借りれば「半分本気で、半分は名声とカネのため」ってことでしょうか・・・。
すいません。
あまり好きではないので、気の利いたコメントはできませんw