95年の記念すべき1st。
“X-Static”でAfghan Whigsのグレッグ・デュリがギターでゲスト参加しただけで、その他の全楽器はデイヴがプレイしており、実質はデイヴのソロアルバムだ。
曲は概要で記述したようにNirvana時代から製作してきたもの。
レコーディングを5日で終えたためか、素朴な雰囲気に仕上がっている。
バンド至上最も暗い雰囲気で、当時はNirvanaを引き合いに出されてレビューされたようだ。
確かに全体的にダークで”Podunk”とかはNirvanaを連想してしまうが・・・。
“This Is A Call”のようにエネルギッシュな曲もあれば”Big Me”のように大人しい曲もあり、この時点でフーファイの王道は確立されている。
カート・コバーンが気に入っていたのは”Alone + Easy Target”と”Exhausted”。
カートはデイヴに歌詞を変えたいと言い出せなかったという話も残っている。
元Nirvanaという目で見られるのを嫌ってだろうが、デイヴの名前をクレジットせずにインディからリリースするというアイデアもあった。