Kurt Bloch (カート・ブロック)

カート・ブロックその1カート・コバーンの才能は疑う余地がないが、こちらのカートも天才だったと思う。

79年に結成され、長らくSub Popの看板バンドを勤めたFastbacksに在籍し、Young Fresh Fellowsにも加入したカート・ブロックはポップ・センスをいかんなく発揮していた。
このポップ・センスこそが彼の最大の特徴だと思う。
彼の場合、オルタナ・グランジ・シアトルよりも、パワー・ポップとかポップ・パンクで語られることのほうが多いかもしれない。

カート・ブロックその2プロデューサーとしては、自身のバンドは勿論、数多くのバンドにスタッフとしてクレジットされている。
Mudhoney、Gas Huffer、Flop、CrackerBash、Devil Dogs、Sicko、Supersnazz等だ。
Nirvanaの音源に関わったことはないようだが、それが彼をマニアックな存在にしているのかもしれない。

そんな人脈も広い彼も、有名ではないがジャック・エンディーノとならんでシアトルを語る上で欠かせない人物といえる。

残念ながらFastbacksは解散してしまったが、現在はSgt.Majorで活動中らしい。


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