Mother Love Bone (マザー・ラヴ・ボーン)

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Mother Love Bone (マザー・ラヴ・ボーン)のアルバム紹介

Mother Love Bone (マザー・ラヴ・ボーン)の概要

Green River壊滅後の88年、ストーン、ジェフ、そしてブルース・フェアウェザー(後にLove Batteryに加入)は元Malfunkshunのアンドリュー・ウッド、元10 Minute Warningのグレッグ・ギルモアと共にMother Love Boneを結成した。

ハードロックの要素も多いが、ファンキーなギターが印象的なサウンドが特徴で、シアトルのロック・スターであったアンドリューのパフォーマンスも見逃せない。
ファンクのという共通点からかJane’s Addictionを引き合いに出されたこともある。

Mother Love Bone 13曲(You Tube)

シアトルでは大人気を誇っていたようで、バンドはポリドールとのメジャー契約を獲得した。
当時は将来を有望視されていて、MetallicaやGuns N’ Rosesと肩を並べうるバンドとまで言われていた。

バンドはメジャー・デビュー・アルバムを完成させたが、完成直後の90年3月19日、アルバムの発売を待たずしてAndrew Woodはヘロインのオーバードーズで死亡。
今にして思えばシアトル勢で最初のドラッグ犠牲者だ。

アンドリューの死は暗示的だった。…
成功する前に潰されたと思ったんだ。
(ジャック・エンディーノ / 映画hypeから引用)

優れた音楽性とアンドリューの悲劇的な死によって伝説のバンドとして語られることになってしまったのだ。

アルバムはリリースされたが、バンドは契約を失い残されたメンバーは途方にくれた。
しかし、ストーンとジェフはこの悲劇を乗り越えPearl Jamで活躍することになる。

関連リンク


Mother Love Bone (マザー・ラヴ・ボーン)のアルバム紹介

1.コンピレーション

Mother Love Bone

唯一のアルバムAppleに加え、デビューEPであるShine、その他数曲を収録したお得な2枚組み。
Apple単体でも入手可能だが買うならこちらの方が良いだろう。

実をいうとAppleしか持っていないのでShine収録の曲はわからないが、音楽性は上で述べたとおり、ハードロックとファンクの融合といった感じ。
だが、アンドリューが歌い上げるフォークっぽい曲も感動的。
主役は間違いなくアンドリューといった感じで彼の魅力が堪能できると同時に死が惜しまれる。
後にPearl Jamという素晴らしいバンドが誕生するのも複雑というか…。

Mother Love Boneの日本盤
Appleの日本盤


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