Motley Crue 14曲
Motley Crue (モトリー・クルー)の概要
80年代前半から活動している、LAを中心としたメタルブームの頂点に君臨していたバンド。
グラム風のファッション、美女に囲まれたナイトライフやプロモーションビデオ、ドラッグの乱用、派手な仕掛けを駆使したエンターテインメント満載のステージなど、このバンドには80年代の雰囲気がたっぷり詰まっている。
89年の4thアルバム”Dr.Feelgood”が全米1位を獲得、1.000万枚以上売り上げロックスターとしての頂点を極めた。
Nirvana登場後、新たな時代に合わせようとしたのだろうか、80年代的フロントマンであるヴィンス・ニールを解雇、ジョン・コラビをヴォーカリストとして向かい入れた。
従来のパーティー路線を捨て、グランジ、90年代型ヘヴィネスを意識したセルフタイトル作を94年にリリースするも商業的に大敗。
オルタナに擦り寄っていった80年代のバンドとしては最も優れているともいわれるが、オルタナ側からしてみれば流行に合わせた偽者であり、従来の保守的なファンからすれば音楽路線が変わったことにより愛想を尽かした形になってしまった。
人気が急落したバンドは起死回生の一手としてヴィンスを復帰させ、97年にアルバムをリリース、全米4位にランクイン。
その後は、メンバーの脱退や復帰などゴタゴタがあったようだが今なお活動中。
ライブアルバム”Entertainment Or Die”というタイトルどおり、エンターテインメントを最優先させているようで、そこにArtという文字はない。