Suicideというバンドの1stアルバム

コンニチハ、今日もSonic Youthのサーストン・ムーアです。

僕のパンク初体験ライヴはSuicideというバンドでした。
アラン・ヴェガは観客のドリンクの入ったコップを破壊して回ったり、鎖を振り回したり、観客に顔を近づけて絶叫したりしていました。
観客は怖くなってテーブルの後ろに逃げていました。
僕も怖くなって外に出ました。(Looking For A Thrillから引用)

Looking For a Thrillは何年か前にレンタルで借りてみただけなので、私の記憶違いで細かい部分が間違っているかもしれません。
でもサーストンが楽しそうに語っていたのは良く覚えています。

一昨日からのブルックリン、というかニューヨーク続きでSuicideというバンドを紹介。
70年代後半から勃発したといわれるNo Waveというシーンのバンドです。



ノー・ウェーヴ Wikipedia(日本語)

まあアート・パンクとかエクスペリメンタルとかそういう言葉が似合う音楽です。
実験的で難解なやつです。

No Wave界隈のバンドは全部聞いたことがないですけど、Teenage Jesus and the Jerksを聞いているとSonic Youthがポップに思えてしまうほど実験的でアート志向な音楽だと感じます。

取り合えずSuicideの1stアルバムを。
リンク先は全てYouTubeです。

Ghost Rider
Rocket U.S.A.
Cheree
Johnny
Girl
Frankie Teardrop
Che

ホラー映画が似合いそうな音楽ですね。
確かにこの音楽を演奏しながら客席で鎖をジャラジャラさせてたら殺されると思いますよw
でもメロディもクソもないので、好き嫌いがわかれそうな音楽です。

Ghost Riderという曲は、最近のThe Horrorsがカバーを披露しているようです。

まあ気に入ったらNo Waveに足を突っ込んで見るのも良いと思います。
私は次はDNAというバンドにトライしてみようと思ってます。

コメント

  1. gase より:

    Ghost Rider は最近、M.I.A.が物議を醸した Born free でサンプリングしてましたね。あれも良かったです。

    『Kill your idols』でアラン・ヴェガが、自分たちがパンクと呼ばれた最初のミュージシャンだって言ってたのが印象に残ってますね~。

  2. Hyottoko より:

    パンクという言葉の普及には諸説あるようですが、Suicideは異様で奇妙なところがパンクだなあと思います。

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