アルバムを聞いた感想集(2010年9月27日)
私は「酷評してばっかり」というイメージを持たれているような気がする今日この頃です。
まあ広告主に逆らえない音楽雑誌のように褒めてばかりいられないですよw
ロシ屋のおかげでたくさんのアルバムを聞けるようになりましたけど、聞いたアルバム全て気に入るわけではないですし、そういう人がいたら逆に怖くないっすかw
CDが欲しいと思えるほど良いのはほんの一部で、長年聞ける名盤なんて一握り。
まあ退屈なアルバムについて書いてもしょうがないというのも一理ある気がするので、今日は気に入っているアルバムのみ紹介します。
A Place To Bury Strangers / Exploding Head
シューゲイズと呼ばれているようですが、これは最近多い甘ったるい浮遊感のあるバンドではないです。
衝動的なシューゲイズと言えばいいのかなあ。
ギターサウンドはマイブラっぽいけど、アップテンポで暴力的、破壊的なサウンドです。
Dinosaur Jrともまた違います。
今まで聞いたことありそうでなかったサウンドでした。
A Place To Bury Strangersのmyspace
Keep Slipping Awayという曲が一番人気。
Out Hud / S.T.R.E.E.T. D.A.D.
Out Hudは少し古いバンドでもう解散してしまいました。
!!! (Chk Chk Chk)のメンバーが3人いました。
音楽性は大人のエレクトロ、音響系って感じです。
ダブとかヒップホップとか言われていたようですが、その手の音楽には詳しくないのでわかりませんw
ルーツにはパンクがあるようですし、ニューウェイヴやノーウェイヴと呼ばれたバントと比較されたこともあるそうです。
言葉で説明するのは難しいんで興味のある方はYouTubeへどーぞ。
Out Hud – Story of the Whole Thing (リンク先はYouTube)
Out Hud – Hair Dude, You’re Stepping On My Mystique (リンク先はYouTube)
!!! (Chk Chk Chk) / Strange Weather Isn’t It?
本家本元の!!! (Chk Chk Chk)の最新作です。
衝動的な踊れるロックが持ち味でしたけど、Strange Weather Isn’t It?はギター以外のサウンドも増えて、落ち着いた音になっています。
ミニマルテクノという音楽用語と共に語られているようですけど、ミニマルテクノが何なのか良く知らないんで、そこら辺のことは何とも言えません。
少し暗めかなあ、まあ元々100%陽性サウンドではなかったですしね。
どこか影があるというか。
衝動性は抑えられてしまいましたが、良い感じに進化したと思います。
私の中で現時点では!!! (Chk Chk Chk)の最高傑作だと思います。
今日紹介したのは全てブルックリン関連のバンドですが、最先端の新人ではなく少し前に出てきたバンドです。
まあ最近のブルックリンは飽和状態ってイメージですけどね…。
コメント3件
私がハードで衝動的なバンドにとても感動したのはGogol Bordelloが最後だったような気がします。
ロックはネタ切れなんで、なかなかそういうバンドが出てこないですね。
まあ悲観的にならずに気長に待っていますw
活動休止しましたがThe Dead Weatherの新作の評価も待ってます!
A Place To Bury Strangersかっこいいですね
ブルックリンにかぎらず、USインディー自体がおもしろくなくなってきましたね….
アーティスティックなのもいいですが
RATMやNirvanaみたいな衝動的でかっこいいバンドが出てきてほしいです。