Cat Power(キャット・パワー)の簡単な紹介

コンニチハ、Cat Powerです。
2004年の東京公演では観客全員にライヴハウスの床に座るように指示したら全員ゆったり座れるスペースなどなくとんでもないことになってしまいました。

未だに先日のCat Powerのライヴは良かったなあと思い出して一人でニヤニヤしてしまう今日この頃です。
バンドのアンサンブルというかグルーヴというかね。
だからアルバムを聞いていても微妙に物足りなく感じてしまいます。

Cat PowerはSonic Youthのスティーヴ・シェリーに見出されて90年代から活動しているから、90年代オルタナとして扱われても全くおかしくないんだよなあ。
Modest MouseやBlonde Redheadも同様のことが言えますが。


どんな音楽かは聞いてみるのが手っ取り早いんで興味のある方はyou tube辺りで聞いてみてください。
まあヘタウマっぽいですが最近出てきたわけじゃないからなあw
音楽性も個性的ですし。

Cat PowerのMySpace

ミュージシャン連中の間ではCat Powerは結構評価が高いようです。
Jマスシスも2000年代前半のインタビューで、最近のお気に入りにキャット・パワーの名前を出したことがあります。
Jマスシスには似合わねえw

まあ初期の頃はクリーンなギターやピアノを使用した暗くて脱力的でかったるいロックってところでしょうか。
でもアルバムを重ねるにしたがってカントリーというかブルースというか、そういう要素が主役になっていった感じです。

アルバムだったらYou Are FreeとThe Greatestが好きです。

2003年の6thアルバムYou Are Freeはエディ・ヴェダーやデイヴ・グロールが参加しています。
これ以降のアルバムと比べるとヘタウマなロック感が残っていますが、良い感じです。
歌詞は自分のことを歌っているのか、世の中のことを歌っているのか解釈が分かれそうですが、反逆性も感じさせます。

ライナーを書いたジャーナリストの方は1曲目のI Don’t Blame Youはカート・コバーンのことを歌ったと思ってしまうようですが、俺もそう思ってしまいます。
キャット・パワーはインタビューでしつこく聞かれても誰のことか明確にしていないようですけどね。

7曲目のHe Warはブッシュについてかなあ。
アップテンポで分かりやすい曲なのでオススメです。

The Greatestはカントリーとかフォークとかブルースという言葉を連想してしまうアルバムです。
今の俺はこのアルバムが一番好きです。
ロックはネタ切れ気味だから音楽としてのロックから離れているのが良いというかw

一番好きな曲はEmpty Shellかなあ。

まあ轟音が好きな人には厳しいかもしれませんが、取り敢えず2曲だけyou tubeの動画を貼り付けておきます。

Empty Shell(ビデオはファンが製作したもの)

He War

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