夏目漱石 ”彼岸過迄”

実は案外読書家な@管理人です。
通勤の電車の中と仕事中の手待ち時間を利用してよく本を読む。

最近読んだのは漱石の彼岸過迄。
男は女より卑怯だということが描かれていた。

男はあれこれ考えるから恐れおののく。女は素直に行動する。恐れない。

例えば、よくあるパターンで、ある恋人同士の間で女が”私、子供ができたみたい”と言う。
男は色々考えて堕胎した方がいいと考える、女は直感的に産みたいと思う。

こう考えると男は卑怯というのも頷けるかな。

話は変わって、漱石の小説には多く登場するのが”高等遊民”。
生まれた家が資産家なので、大人になっても勤めに出る必要も無く、他者から受けるストレスを感じることなく生きていけるという世捨て人のような存在。
ある意味羨ましい。

タイトルとURLをコピーしました