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tricot

CDと酷似した音が出るレコードは単なる流行もので価値がないのか?

今月上旬にこのようなニュースが流れました。

ニール・ヤング、昨今のアナログ盤ブームを「ただの流行りもん」と切り捨てる

キュウソネコカミが歌っているように「レコード聴いてる俺カッケー」てところでしょうか。

私としてはニールの主張には同意できる部分もありますし、異議を申し立てたい部分もあります。

「CD用のマスタリング音源から作ったレコードばかりで、そんなのはただの流行でしかない」っていうのは何となく理解できます。
ただ、ちょっと言い過ぎだとも思います。
CDと酷似した音が出るマスターを使って製作されたレコードでも、レコードの方が良い音で聞こえることが多いからです。
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「海外で高評価」のtricotは良いバンドです

以前に酷評してしまったCON-TEXTですが、2冊目が出版されるようですね。
『CON-TEXT vol.2』発売のお知らせ

「さよならアメリカ、さよならニッポン」という特集にはとても期待しています。

youtubeが登場したのが原因で、日本の音楽って日本人が思っている以上に海外の人に聞かれていると思います。

邦楽とか洋楽とかいう区別のある日本って特殊な国なんですかねえ。
洋楽不況と言われ始めてから何年も経過しましたが、日本の音楽というだけで毛嫌いする洋楽至上主義者な若者はもう存在しないのでしょうか?

音楽に限らず「欧米には勝てない」というコンプレックスからついに脱却できたのでしょうか?
私自身は日本のバンドを聞く回数は格段に増えました。
以前から書いている通り、ロックはネタ切れ気味なんで、だったら歌詞のわかる日本のバンドを聞いていた方がいいのではないかと。

今日は洋楽至上主義者も認めざるをえない「海外での評価も高い」tricotというバンドについてです。
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