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ミキシング

NirvanaのIn Uteroのサウンド(20周年記念盤はリリースされるのか?)

コンニチハ、1993年のIn Uteroのサウンドについて語ったカート・コバーンです。

そしてマスタリングではいちかばちか賭けてみることにした。
正直言って、マスタリングって最後の最後にテープからレコードに移植する単純な作業だと思ってたんだ。

ところが実際にスタジオに行ってみたら、その段階でもヴォーカルを希望通りに取り除くことができるって言うじゃないか!
びっくりしたよ。
まるでリミックスと同じなんだね。

結局ベースに少し高音域を与え聞こえるようにして、ヴォーカルも上げてちょっと圧縮したら問題は無事解決したよ。
正しい選択をしたと確信している。
そして今はアルバムに100%満足している。
変えたい部分は何一つない。 (カート・コバーン / クロスビート1993年10月号)

昔はマスタリングは微調整という認識でしたが、この頃からマスタリングでミキシングに匹敵するほど音質を変えることができたんですねえ。

前回書いたMy Bloody Valentineの記事は主にTwitter上であちこちからリンクを貼られ、想像以上に大事になってしまったんで驚きました。
このブログは普段は1日500人ぐらい訪れますが、そのときは1日1000人以上も来ましたからねえ。
さすがにマイブラともなると注目度が違うのかなあと思いました。
ビビリはしましたけど、これで音圧主義も変わってくるかもしれないという希望が持てる出来事でした。

今日はNirvanaのIn Uteroについてです。

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