2009/2010シーズンのリバプール

Twitterはサッカーに関する独り言専用のようになってきましたが、今日はブログでサッカーの話題。
ワールドカップ開幕まであと一週間と迫ってきましたけど、その前にシーズンを振り返るということで。

長いリーグ戦にはいろいろありますからねえ。
プレミアリーグで優勝したチェルシーにしてもシーズンを通して絶好調だったわけじゃありませんし。
去年の年末頃から少しずつ下降線を辿り、テリーの不倫騒動w

バルセロナにしても2月頃はどん底でした。
「今クラシコやったら大敗する」状態でしたねえ。


2009/2010シーズンのリバプールはシーズンを通して最悪でした。
そもそも開幕前の、中村俊輔のエスパニョールとの親善試合からおかしかったです。

2008/2009シーズンに私が惚れ込んだチームの姿はありませんでした。
結果的に4位以内に入ることができず、来期のチャンピオンズリーグ出場権を獲得できませんでした。
オーナーがリバプールを売却することになり、財政的にも厳しいようです。

今日ちょうどベニテス監督退団のニュースが流れました。

ベニテス監督がリバプールを正式に退団「何よりも悲しい」

まあシーズン中も解任の噂はあったんですけどね。

確かに2009/2010シーズンのベニテス采配には素人ながら疑問符を付けたくなる部分が多かった。
不調の原因の一つにシャビ・アロンソが抜けた穴を埋め切れなかったというのがありますが、ベニテスは本当にルーカスが好きだからなあ。

マスチェラーノとルーカスは両方とも守り屋みたいな感じです。
ルーカスには攻撃面での貢献を求められるわけですが、パスセンスもなければタイミングの良い飛び出しもない・・・。
ベニテスのいうように確かに2008/2009シーズンではマスチェラーノとルーカスのコンビでも勝っていた試合はありました。
強豪相手にカウンターサッカーを展開するなら良いとは思いますが・・・

シーズン序盤だったと思いますが、試合中にルーカスを交代させてジェラードがトップ下から本職の下がり目の位置に変更したらボールの流れが凄くよくなった試合がありました。
でもベニテスはその後の試合でもそれを採用せず、ルーカスを使い続けるという・・・

シャビ・アロンソの後任として獲得したイタリア代表のアクィラーニは怪我が治ってもあんまり使って貰えなかった印象があります。
相変わらずルーカスなんすよ・・・

あとはセンターフォワード。
トーレスが元気なときは問題ないんですけど、怪我をしたときに代役を務めるエンゴクという若いフランス人プレーヤーが・・・
確かに凄いゴールを決めるときもあるんですが、ボールの収まりが悪くて・・・
カイトをセンターフォワードにするという選択肢もあったのですけどねえ。

センターフォワードの補強の必要性は明らかなのに、1月の移籍期間中に獲得したのはマキシ・ロドリゲスという中盤の選手。
マキシは良い選手ですけど、サイドの選手は比較的豊富ですし、補強の順番が間違っていませんか?と思いました。

2008/2009シーズンに猛威を奮ったジェラードのトップ下は、ジェラードの前と後ろに優れた選手がいてこそ成り立つって気がします。
そうじゃなかったら本職に戻すべきでは?

シーズン終盤のジェラードが本職の位置で、トップ下近くにアクィラーニというシステムは良かったですけどねえ。
でもチェルシーには全く歯が立たず、ヨーロッパリーグも敗退しちゃいましたし。

試合に出れないオランダ代表のバベルが不満を爆発させたこともありました。
その次はリエラの乱という、試合に出れない不満が限界に達したのはサイドの選手ばかり。
まあリエラは守備をさぼることが多いんで、ベナユンの方が個人的には好きなんですけど。

バベルはワールドカップに行けますが、シーズンを通してあまり使って貰えなかったスペインのリエラとイタリアのアクィラーニはワールドカップメンバーから落選してしまいました。

まあこんなシーズンでしたから、ベニテス監督退団と聞いても嬉しいような悲しいような複雑な心境です。

来シーズンはどうなんでしょうか?
ジェラードの移籍は考え難いんですけど、トーレスは残ってくれるのか?
クラブは財政的に厳しいようですし、チャンピオンズリーグには出られませんし。

ジェラードとキャラガーは引退までにプレミア制覇を成し遂げることができるのか心配です。

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