Mogwai (04.10/04 リキッドルーム ebisu)

Mogwaiのアルバムは3枚持っていて、Come On Die Youngは超傑作だと思う。ということで今回の来日公演を見ることにした。

まずは前座のJames Orr Complex

この人はなかなか面白いと思った。アコギ一本弾き語り系でテクニックも凄いのだが、普段耳にしないメロディラインというかリフというか、上手く言葉にできないが、自分の中でイメージが固まっている”アコギ系”とは全く違ったタイプの音楽が新鮮だった。

前座二番手はPart Chimp

「ハッピーな気持ちになる音楽」という意味のことを言って始まったのは爆音系。
残念ながらイマイチだった。
ヴォーカルの声がよく聞こえなかったからそう感じたのかもしれない。
ステージ横でMogwaiのメンバーも見守っていたのだが・・・

そしてMogwai

随分待たされた後ようやく登場。ドアーズのTシャツを着ていた。

Mogwaiの轟音はすさまじい。インストなのにそこらへんのロック・バンドよりリアルに聞こえた。
勿論CDで聞くよりそれがダイレクトに伝わってくる。
歌無しでもここまで感情表現が豊かにできるとは驚きだ。

だが、静→轟音という展開を連発するのは理解できなかった。単純に聞こえてしまいちょっと飽きたのも事実。いきなり爆音になるとビックリして体がピクッとしてしまった。

ハイライトはやはりCome On Die YoungからのMay Nothing But Happiness Come Throughだった。曲の最後にアンプの方を向いてギターをジャカジャカ弾いていた姿が印象的だった。

ライヴはノイズの嵐で幕を閉じた。
全体的にはCDで聞く以上のものを感じることができたいいライヴだった。

1. You Don’t Know Jesus
2. Hunted By A freak
3. Mogwai Fear Satan
4. I know you are but what am I ?
5. Ithica 27-9
6. May Nothing But Happiness Come Through
7. Killing all the Flies
8. Summer
9. Ratts of the Capital
10. 2 Rights Make 1 Wrong
11. Helicon 2
12. Like Herod

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