年が明けて、やっと年末の仕事地獄から開放されました。
少し間が開きましたが前回からの続きで08年にリリースされたアルバムの感想集です。
The Mars Volta / The Bedlam In Goliath
2000年世代バンドの中では最も好きな一枚でした。
Mars Volta史上最も聞きやすいので、前作と前々作の複雑で濃厚な世界が好きになれなかった方にもオススメです。
まあこれも複雑怪奇ですが。
At The Drive-Inが解散したときはショックだったけど、今思うと解散してよかったかも。
Slipknot / All Hope Is Gone
Iowaほど混沌としていなければVol.3ほどメロディアスでもない。
中間地点といったところでしょうか。
悪くはないんですが物足りない感じもします。
The Music / Strength In Numbers
かつて無いほどダンスミュージック寄りな感じです。
1stを超えるアルバムではないですが及第点だと思います。
もっと褒められても良い気がします。
日本ではチケットがソールドアウトになっていたようですが、本国では苦戦しているようで･･･
大衆の移り気の早さを感じました･･･
Bloc Party / Intimacy
随分ヘヴィになっていたので驚きました。
過渡期とか言われているようですが、俺は良いと思います。
今後どのような路線に変化するのでしょうか？
楽しみです。
Melvins / Nude With Boots
Melvinsが飛行船化したアルバムです。
一曲目にツェッペリンのようなリフが飛び出してきたのは驚きました。
まあMelvinsサウンドも聞けますがロックンロール的なアプローチが強いです。
音楽的には面白いとは思いますが、ヘヴィネスという点ではらしくないとも思います。
Mercury Rev / Snowflake Midnight
デジタル化したなあという印象です。
前作よりも好きですが大絶賛するほどではありません。
無料で配布されたStrange Attractorの方が良いかなあ。
Conor Oberst / Conor Oberst
Bright Eyes名義じゃないのに驚きましたが理由を聞いて納得。
Cassadagaでは以前よりテンションが落ちてリラックスした感じでしたが、このアルバムもそういう路線です。
曲は凄く良いんですが以前のBright Eyesが好きな俺にとっては複雑なアルバムというのが正直なところです。
でもまあ、今後はNeil Youngのように末永く活動してくれれば良いと思います。
Mudhoney / The Lucky Ones
Since We’ve Become Translucentでは吹奏楽器が鳴っていたりしていましたが、今回は原点回帰といったところでしょうか。
流石に初期ほどのエネルギーはないですが、なかなかの良作だと思います。
メジャー後期よりも遥かに良いと思います。
来日公演でもこのアルバムから何曲か演奏して欲しいです。
もっと色々なアルバムを聞いたのですが面倒だからこれで終わりますｗ
2008年はロシアの激安MP3配信サイトを利用したため、かつて無いほど「今年のアルバム」を聞いた年でした。
この辺については次回書きます。
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